たらちりを作るたらちねの母

昨日の晩ごはんは 冷凍庫をガサゴソ整理しました。

鱈の切り身一切れに白子が少々、色々野菜と一緒におつゆにして たらちり風に

鶏のから揚げ(冷凍品)と野菜を甘酢あんかけに、レンコンのきんぴら、ヒジキの煮物

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 たらちり

これは以前、”ちり”というのは、沸騰した湯の中に、薄切りにした生の魚を入れるとちりちりと縮む様子から”ちり”の鍋と呼ばれるようになったらしいと、記事にしました。

ura-sima.hatenablog.com

 ・・・よく似た言葉を。

たらちね

垂乳根←こう書くらしいですが、乳が垂れた母の事ではない、ここ強調しておきます。

母に付く枕詞ですが父の事でもいいようです、たらちめ、とも言う。

枕詞で有名なのは、カルタを取る競技の映画にもなった(?)

あおによし OR ちはやぶる どっちだったかな?  漫画もあるようですね。

青丹よし といえば・・奈良、 千早ぶる といえば・・神、

万葉から和歌を書きだしたらいっぱいありますが、

 

たらちね、といえば

大食漢だった正岡子規の星の歌から

「たらちねの母がなりたる母星の 子を思ふ吾を照らせり」

・・・母が星になった、子供を思う光が吾を照らしている。

「真砂なす数なき星の其の中に 吾に向いて光る星あり」 

ちょっと切ない歌です。 

 

どんなに切なくても・・腹は減ります、無常です。

お昼はパンです、サラダとオムレツ半分こ、野菜スープとキンカン

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さて、寒いけど・・買い物に行かねばなりません。

ではでは、

「たらちね」落語も好きです、今夜は茶漬けに沢庵で済ませようかな?

♪ざーくざくのばーりばりのガンガラガン

♪さーくさくのぽーりぽりのチンチロリン