釜一つあれば茶の湯はなるものを、利休の言葉

『 釜一つあれば茶の湯はなるものを 数の道具を持つは愚な 』  利休さん

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高価な茶碗などないし数の問題ではないけれど身分相応を考えねばならない。

義父の残した抹茶椀、一度には大変なので先ず半分だけを2日がかりでお湯に入れてみた。普段使いのものばかりだが、時々プ~んと古臭い、埃っぽい臭いがするものがある。特に楽茶碗がクサイ!

大きな鍋にたっぷりの煎茶と水を入れて、抹茶椀をゆっくりと沈めてお湯を沸かす、しばらく置いて、その後しっかりすすいで3日ほど乾かすのがやや面倒、箱に乗せてこのまま広げておかなければならない。

 

臭いを取る方法は他にもいろいろあるようです、とにかく煎茶をたっぷり何度も入れて飲むことだと言われるけど・・・臭いがある茶碗で飲むのはとても辛い。

義父は箱に納める時にも煎茶や番茶を袋に入れて一緒に仕舞っておいたようだ、余計な臭いがつかないようにと湿気取りの役目をしていたのかもしれない。

ちゃんと聞いておけばよかった・・後悔 先に立たずです。

 

『 数多くある道具を押しかくし無きがまねする人も愚な 』

利休百首にはこのような一首も、使わずにしまっておくのは確かにもったいないし、何かケチくさい、茶碗は使ってなんぼということだろうか。

飾るための高価な壺や皿というのもあるんだろうけど、少なくとも我が家には似合わない、リフォームをして床の間も無くしたので掛け軸さえ吊るすことができない。

色々書いていると寂しいというか侘しいというか・・・なんかつまらない

侘び寂の話しとは、あまりにもかけ離れている。

 

 『家は洩れぬほど 食事は飢えぬほどにて 足ることなり』
家屋は雨風が防げればいいとか、立って半畳、寝て一畳とか、住まいの大きさというのは人それぞれの価値観だけど。
食事に関しては決して豪華な物は作ってないけど、ついつい作り過ぎてしまう事がある、反省せねばならないのだが・・また食べ過ぎたようだ。。

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 晩ごはん

豚肉、ネギと椎茸の炒め物、小松菜と人参のナムル、ぬか漬け。

おでんの卵と竹輪は明日に持ち越ししたつもり・・・つまらない言い訳。。

 

ではでは。

明日はお雛様を出します。。