突然寒くなって朝が辛くなります。(ツライです、カライではありません)
朝の最低気温が 0度ともなると慌てて冬支度をせねば。
夫は冬用のパジャマを着ました・・早すぎない?と聞いたら、
「今がいいんだよ、まだ掛け布団一枚なんだから」という返事。
毛布を重ねるようになると冬用のパジャマは暑いらしいのです。
・・・夫のパジャマ事情などどうでもいいですが。
それよりも寒くなった夜は 鍋にするのが一番ですね。
それは美味しいというよりも、簡単 という二文字が脳内にあふれ出てきますが、あまり気にしないようにしましょう。
さて、鍋といってもそれぞれご当地自慢の鍋があると思いますが、
秋田の人と結婚をした 高校時代の友人がつくるきりたんぽ鍋が絶品です。
何しろ、秋田からすべての材料を送ってもらってから作るのですから、間違いなく本場の味なのです。
届いた発砲スチロールの箱の中身を見せてもらった事がありますが、まぁ~見事です。
比内地鶏、その鶏ガラ、
比内地鶏のすべての部位(内臓類も)、生まれる前の卵(キンカン)まで、
キノコと野菜がたっぷりで、
極めつけが根が付いたセリ、これが本当においしいのです。
しかし、まだこちらでは残念ながら美味しいセリがありませんでした。
無くてもいいか!とはいきません、あの香りは絶対必要です、根っこは少しでもしょうがありません。
根っこが美味いんですよ~タワシと小さなブラシできれいに洗うのが大変ですけど。
今夜はきりたんぽ鍋ではなく、だまこ鍋です。
本場秋田とはいえ、いつもきりたんぽを食べているわけではなく、家庭では小さなボール状に丸めて鍋に入れるそうです。
それが だまこ、もしくは だまこもち。
新米を半殺しにしてます、擦り棒でコネコネ・・ご飯を半分ほどつぶします、
片栗粉を少し入れる方もいますが、私は入れずにちょっとだけオーブントースターに入
れてカリッとさせます。
半殺しにされる、怖い言葉ですが秋田美人の壇蜜さんなら~いいんじゃありませんか?
若い方なら、佐々木希さんではいかがでしょうか?
思いっきり妄想してください。
しかし熊を捕まえるマタギを思い出してはいけませんよ、
それは半殺しでは決して済みませんから。
残念ながら比内地鶏は用意できませんので、それなりの鶏肉で代用します。
骨付きのもも肉を茹でてスープを取り、本物に近い味が欲しいので便利なものを購入
「比内地鶏のスープ」 これさえあれば、それなりに。
濃縮タイプが多いです、薄める時にはスープやお酒をたっぷり入れるとおいしいです。
いろいろなメーカーから出ていますが、我が家は一番量が少ないものを選びます。
材料は 鶏もも肉、内臓類少々、ゴボウ、きのこ、せり、ネギ
味付は 市販のスープとお酒もたっぷり
♬ だ~まこ~ だ~ま~こ たっぷりだ~まこ(タラコのCM風に)
楽しく作ればなんでも美味しいのさ。
さぁ~いただきます。
だまってたべればうまさが分かる
もちろんにぎやかに食べても良しですが、シニア夫婦には大した会話はありません
話題提供者は テレビです。子供には見せられません、この姿。
でもね お年寄りにテレビはいいそうですよ、笑ったり頷いたり
時々テレビに向かって返事をしたり
・・・もうすでにしているわ。。。
今夜もつつがなく終わります。。。どんとはれ。。。