アルツハイマーに気付くためにできる事

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こんにちは こちらはまだ梅雨に入っていません。

中高年の皆様 うっかりの回数は増えていませんか? つい、また、今日も、と。
「最近、忘れっぽくなっているね?」 と聞かれたら
「そうなのよ 年のせいね~」と、きっぱりと自信をもって答えます。

今日は水曜日です。
当たり前の事ですが曜日は大事です、季節も場所もちゃんと認識できる事はとても重要です、何故なら・・・

 

義姉がアルツハイマーになりました

今は、施設で暮らしています。
穏やかにニコニコ過ごすことが出来ればそれで吉です。

義姉は夫よりも4つ上で、施設に入居して3年が過ぎました。

わが家とスープの冷めない所に娘さん(私たちの姪にあたります)と暮らしていました、義兄とは10年ほど前に離婚し、すでに他界しています。

義姉は私たちがここへ戻ってくるまで両親を見守り介護をしていました。

義姉の様子がちょっと?あれ?と気づくべき事柄はいくつもありました。

 

1)メモを取っても覚えられない

 義姉はとてもメモ魔で びっしりとメモを取るのですが話をしていて30分ほど経つと、そのメモを見ながら繰り返し質問してくるのです。

その事柄が終わってもメモに残っていると、何度も聞きに来るのでした。

「それはもう終わったから、メモは捨てたほうがいいよ」と云うと

「ああそうだね、残しているから間違えるんだね」彼女の返事はいつもこうでした。

今思えば 年のせいで忘れっぽくなったと云ってましたが、本当は何かしら気が付いていたのかもしれません。

 

2)片づけの基準や分類分けが出来なくなった

 とても几帳面な人です。少しづつ片付けると始めたのはいいのですが、段ボールの中に洋服と数年前のカレンダーと預金通帳が一緒に入っているのです。
ある時、銀行の入り口でメモを見ながら迷っていた義姉にちょうど鉢合わせしました。
義姉は「通帳が見つからなくって再発行に来たの」と一言云って帰りましたが、あとで姪に聞いたら3日続けて銀行に行ったということでした。 

 

3)買い物に行って帰ってこなかった

 「お母さんが帰ってこない」と、姪から電話が来ました。
郵便局とスーパーに行くと車で出かけた、とっくに帰って来てもいい時間だという事で、みんなで探しに行きました。郵便局はもう閉まっていますからスーパーの店内と駐車場を探しましたが、なかなか見つかりません。
店内をもう一度探しに行ったら、義姉が何度も出たり入ったりしているのです、何気なく聞いてみました、
「買い物に来たの?」と
「そうそう、もう帰るんだけど〇〇子(姪の事)が一人で帰ってしまった」と。
車の置き場所がわからないようでしたが、迎えに来た姪の車に乗って帰っていきました。
それから夫と二人で車を探したのですが・・・すでに真っ暗で探すことは難しくなっていたので、また明日にしようと家に戻りました。

翌朝スーパーの向かい側にある薬局で車は見つかったと姪から連絡がありました。

どうして通りの向かい側に車を置いたのかはわかりません、本人に聞いても無駄なことでしょう。

 

4)車の運転が危なくなった

 高齢者の運転について最近とても事故が多いですね、彼女もそうでした。
駐車場で隣の車にぶつけたり、道路の側溝に片方の車輪を落としたりしました、人身事故を起こさなかっただけよかったのかもしれません。

ある時夫が病院に彼女の車で連れて行ったら、夫が待っている間に一人で勝手に運転して自宅へ帰ってしまったのです。
姪は車検を機に車を手放すことを納得させました。

 

その後姪は何度も母を病院に連れていきたいと相談に来ました、しかしどう話したらいいのかわからないと。

認知症の疑いのある本人を 病院に連れて行くのはとても大変です、何しろ義姉は看護婦をしていたのですから、自分の様子が変なのは・・ああだから・・こうだからと、いろいろ勝手に病名を付けて言い訳をするのです。

 

しかし、何時までもこのままにしておく訳にはいきません、意を決して・・・ 

いよいよ、夫が義姉と病院にいくことになりました。

 

今回はここまで、ありがとうございました。。。